去る5月17日と18日の2日間、東京田町のJALホテルで第1回全国自治創造学会の研究大会と設立総会が開催され、出席してまいりました。
公的機関とも言える大津市の全国市町村国際文化研究所で開催される「市町村議会議員セミナー」には、毎年2回は参加し、全国的な動きについて学んできましたが、今年に入って、2月には自治体問題研究所が千葉の幕張メッセ・国際会議場で開催した「第9回市町村議員研修会」への参加に続く、全国規模の研修への参加でした。
こうした研修会(研究大会)では、地方自治に関する著名な学者や専門家、全国の先進的な実践をしておられる首長や職員、議員による講演・講義、意見交換があり、そのすばらしい報告には感動すら覚えます。
特に今回の研究大会では、テレビ放映中の「時事放談」の司会者でもある東京大学教授の御厨 貴氏や「サンデープロジェクト」のコメンテーターであった政治ジャーナリスト・朝日新聞編集委員の星 浩氏の講演があり、鳩山政権の現状や地方自治に関する施策についても興味深い話を聞くことが出来ました。また、会長に就任された佐々木信夫中央大学教授や金井利之東京大学教授は、以前から書籍や雑誌で知る所であり、是非ともお話を伺いたかった方々でした。
設立された全国自治総合学会は、ほとんどの学会が学者や研究者による学会であるのとは異なり、地方自治に携わる幅広い人たちによる学会で、今回の参加者もその8割が全国各地の市町村議員であり、他に県会議員や市町村長、NPO関係の方、公務員、国会議員も3名ではありましたが参加しておられました。
国政は混乱状態の中にあり、先の見えない状態ですが、この研究大会では、「日本の再生・地方自治の創造」をメインテーマに、地方から挑戦し変革していこうという強い意気込みを感じさせるものでした。私も学会に加入するするとともに、本大会から大いに力を得て帰って参りました。
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