去る5月28日、6月議会に関する議員運営委員会が開催されました。概要は以下の通りです。
◎ 会期日程
6月 3日 本会議(条例等議案上程)
6月10日 本会議(議案審議・採決・委員会付託等)
6月14日~16日 本会議(一般質問) 14日:5名 15日:8名 16日:7名
※ 木村は「自治振興会と地域コミュニティセンターによるまちづくりについて」と題して16日の4番目の質問です。
※ お尻に火がついたか?私と同じようなテーマの質問者が7名あります。私は3回連続です。
6月17日 各常任委員会(付託案件審議)
6月22日 本会議(委員長報告・質疑・討論・採決)
◎ 提出案件 【執行部案件】 報告案件 8, 人事案件 1, 専決処分 10, 条例案件 7(新規 2,改正 5)、
予算案件 2, 協議関係案件 3、 市道認定案件 1 計32件
【議員提出案件】 意見書 8(会派間調整後提出)、 請願 1
◎ 委員会に付託される案件 最終日の本会議の委員長報告を受け、質疑、討論採決されます。
総務常任委員会 議案第85号 「甲賀市異動通信用鉄塔条例」の制定について
民生常任委員会 議案第90号 「甲賀市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」の制定について
産業経済常任委員会 議案第86号 「甲賀市くすり学習館条例」の制定について
文協常任委員会 請願第1号 「県立高校の統廃合に関する請願」について
◎ 付託案件以外の案件 本会議第2日(6月10日)に審議、採決されます。
5月17日の議会改革特別委員会において、議会基本条例と「二人会派」について再度の審議が行われました。2月の委員会において激論を戦わし合いましたが、その後、4月の委員会は議会改革の先進地である千葉県流山市から講師を招いての全員研修を行ったため、論議は中断されたままでした。
残念ながら、この日は以前から申し込みを済ませていた日本自治創造学会設立大会(東京)に出席するため、大切な委員会でありながら欠席させていただきました。その結果、二人会派に対する検討がなされましたが、提案者欠席ということもあり次回に申し送りとなりました。委員の皆さんにはご迷惑をお掛けしました。
去る5月17日と18日の2日間、東京田町のJALホテルで第1回全国自治創造学会の研究大会と設立総会が開催され、出席してまいりました。
公的機関とも言える大津市の全国市町村国際文化研究所で開催される「市町村議会議員セミナー」には、毎年2回は参加し、全国的な動きについて学んできましたが、今年に入って、2月には自治体問題研究所が千葉の幕張メッセ・国際会議場で開催した「第9回市町村議員研修会」への参加に続く、全国規模の研修への参加でした。
こうした研修会(研究大会)では、地方自治に関する著名な学者や専門家、全国の先進的な実践をしておられる首長や職員、議員による講演・講義、意見交換があり、そのすばらしい報告には感動すら覚えます。
特に今回の研究大会では、テレビ放映中の「時事放談」の司会者でもある東京大学教授の御厨 貴氏や「サンデープロジェクト」のコメンテーターであった政治ジャーナリスト・朝日新聞編集委員の星 浩氏の講演があり、鳩山政権の現状や地方自治に関する施策についても興味深い話を聞くことが出来ました。また、会長に就任された佐々木信夫中央大学教授や金井利之東京大学教授は、以前から書籍や雑誌で知る所であり、是非ともお話を伺いたかった方々でした。
設立された全国自治総合学会は、ほとんどの学会が学者や研究者による学会であるのとは異なり、地方自治に携わる幅広い人たちによる学会で、今回の参加者もその8割が全国各地の市町村議員であり、他に県会議員や市町村長、NPO関係の方、公務員、国会議員も3名ではありましたが参加しておられました。
国政は混乱状態の中にあり、先の見えない状態ですが、この研究大会では、「日本の再生・地方自治の創造」をメインテーマに、地方から挑戦し変革していこうという強い意気込みを感じさせるものでした。私も学会に加入するするとともに、本大会から大いに力を得て帰って参りました。